JFCネットワークは、日本人とフィリピン人の間に生まれた子どもたち(Japanese-Filipino Children:JFC)を支援するNPOです。

特定非営利活動法人 JFCネットワーク

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活動報告2019.11.06

“Made in Japan”の日本語訳プロジェクトとフォトプロジェクトが開始しました♪

昨年フィリピンでJFCのエッセイ集「Made in Japan」が出版され、1年が経ちました。

 

出版後から、ぜひ日本語版もつくろうと話しがあり、LUSHチャリティバンクから助成金をいただけることが決まり、晴れて製作に着手しました♪

 

日本語版では、当事者のJFCにも翻訳、編集、写真撮影などの各過程で関わってもらう予定です。

 

10月5日にその第一弾として打合せをおこない、3名のJFC(1人はSkype参加)が参加しました。

 

打合せでは、写真撮影の講師を担当する柴田大輔から、「自分の家族(あるいは家族とのつながりを示すもの)」「現在の日常生活の場面」を各自撮影し、最終的に、各自のフォトストーリーとしてエッセイ集に組みこむのはどうかと提案があり、まず各自で身の回りで写真をとってみるという課題が出ました。

 

11月に3回程度ワークショップをおこない、撮影スキルを学ぶと同時に各自が撮影した写真をシェアしながら、それぞれの表現したいものを掘り下げていく予定です。

 

前回は参加できなかったJFCもふくめて、7名が参加を希望しています。

 

また、日本語版については、タイトル案もJFCたちのなかからアイデアを出してもらい、決めていきたいと思います。

 

ちなみに、これまでJFCから寄せられたコメントには;

 

「『越(える)』という字か言葉が入ってると良いなぁと思います。国境や時間、人間関係の壁、確執を「越えて」自らの言葉を綴ったエッセイ集なので。」

 

「『カラー』という言葉が入るといいかも。いろんな背景の人がいっしょにいるというイメージ」と

 

・フィリピンと日本につながる子どもたち〜国や文化を越えたそれぞれのストーリー

 

・フィリピンと日本を越えた子どもたち〜ジャパニーズフィリピノのライフストーリー

 

・フィリピンと日本につながるわたしたちの物語

 

・大人になった子どもたち〜ジャパニーズフィリピノのライフヒストリー

 

“Finding the missing piece”
-kasi po halos lahat naman po ng nasa book hinahanap yung tatay na bubuo sa pagkatao nila.

 

“Journey. Frustrations. Celebrations. (JFC)”
– tungkol po kasi sa pinagdaanan ng mga buhay ng jfc, yung mga galit, disappointments at tagumpay ng bawat isa

 

“The invisible pillar”
– sa pinas po kasi pillar(haligi) ng pamilya ang tatay. hindi naman mabubuo ang bata kung wala pong tatay pero yun nga lang po sa amin hindi nakikita ang tatay po.

 

“The person who broke my heart”
– dapat po kasi sila una magproprotekta samin pero sila pa po nagbibigay ng sakit sa mga damdamin po namin

 

などのアイデアが届いています。

JFCの思いがたくさん詰まった日本語版エッセイ集、来年春の完成をめざし、出版後は、記念イベントも企画しています。

 

みなさま、どうぞ楽しみにしていてください。

フォトワークショップ1 フォトワークショップ1回目