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2015.06.22
「第10回移住労働者と連帯する全国フォーラム・関門2015」に事務局長・伊藤里枝子が参加してきました!
1日目14:30-17:30まで行われた6分科会のうち、伊藤は第5分科会「移住女性の人権問題」の中で「1980年代から近年にかけてJFCとその母親たちが抱えてきた問題とその変遷について」話をしてきました。
他の発題者であるヒューライツの藤本伸樹さんからは、特に2009年1月1日に改正国籍法が施行後、JFCをターゲットにした人身取引と思われる事件が起きている現状を映像を交えながらの報告がありました。
AWCの本夛須美子さんからは、福岡での移住女性支援の活動報告があり、特にDV被害者支援と人身取引被害者の支援の共通性などについてのコメントもありました。
恵泉女学園大学の定松文さんからも簡単に国会で審議中の「家事支援外国人受け入れ事業」についての説明がありました。
その他のプログラムは以下の通りです。今年もたくさんの学びと出会いを頂き、とても有意義でした。
プログラムは以下の通りです。
[プログラム]
6月13日(土)
13:00-14:00 全体集会
14:30-17:30 分科会
1)外国人労働者の現状と課題
Migrant workers in Japan:Situation and challendges
2)外国人技能実習生制度の課題
Technical intern traineeship policy challenges
3)完全施行を迎えた改訂入管法に関するこれからの取り組み
Towards full enforcement of the reviced immigration: Future approaches
4)外国にルーツを持つ子どもの教育と貧困の問題
Education and poverty issues in children of foreign origin
5)移住女性の人権問題
The rights of migrant women
6)外国籍寿民の医療保険、社会福祉の現状と課題
Health Insurance and social welfare coverage for foreign resients:Situation and challenges
6月14日(日)
9:30~11:30 講演会(3つのテーマ、それぞれ約40分) Lectures (3 themes; each 40 minutes)
「政府の外国人労働者受け入れ制度」 “Government Policies on Foreign Workers”
「ヘイトスピーチ問題」 “Hate Speech Issues”
「EPA制度による外国人看護師候補生の受け入れ」 “EPA Policy Regarding Bringing in Nurse Trainees to Japan”
11:30~12:00 まとめと提言
Final remarks and proposals